一人旅にもオススメ「オランダ」は魅力がいっぱい!

オランダ旅行と聞いて、思い浮かべるものは何でしょうか。

風車?チューリップ?木靴? 

もちろん、これらは、オランダが世界にアピールする観光の目玉です。でも、日本人なら「日本」を挙げたいところですね。

中学校や高校で習った日本の歴史を思い起こして下さい。江戸時代の鎖国の時代にも、欧米諸国の中で、唯一お付き合いのあったのがオランダでしたね。杉田玄白が、西洋医学の洋書を和訳したのが「解体新書」

これだって「阿蘭陀語」で書かれていたのです。我ら日本人の先祖は、オランダを通じて世界を知ろうとしていたのです。逆に、オランダにとっても、日本との交易の思い出は大切なものです。

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一人旅にもオススメ「オランダ」

北半球の反対側で日本を再発見してみましょう

オランダが世界の海を制していた「黄金時代」の輝かしい歴史の記憶として、今もその記録があちこちに残っています。日本史でもおなじみのシーボルトは、日本から持ち帰って来た様々な資料を、オランダのライデン大学に残し、ライデンの博物館に残っています。

また、首都アムステルダムの国立博物館には「出島」の立体模型が展示されています。

当時の浮世絵も同じ部屋に公開されています。

日本にとって、先進文化だった蘭学。

合わせ鏡のように、あちらの学術的な博物館にも、日本の文化にまつわる品々が保存されているのです。これなら、一人旅で特別にガイドがいなくても、「あ、日本だ」とすぐに分かりますよね。

日本人にとってはそれほど珍しくないもの(浮世絵以外にも有田焼など)が、”Ukiyoe” Imari” ”Kakiemon” と表記されて、展示ケースの中に納まっている様子を見るのは、感慨深いものがあります。

オランダには、世界各国から観光客が来ますが、日本人は、他の国の観光客とは一味違った視点からも楽しめると言えるでしょう。

美術好きにも嬉しい、芸術の国オランダ

フランスやイタリアほど、オランダには「芸術の国」というイメージはないかもしれません。いやいや、そんなことはありません。日本人にとって、なじみ深い意味で芸術の国なのです。

アムステルダムの国立博物館と同じエリアに、ゴッホ美術館があります。そう、あのヴィンセント・ヴァン・ゴッホは、もともとオランダの出身です。

ゴッホに限らず、当時の西洋美術に、日本の浮世絵が与えた影響は絶大です。特にゴッホは、日本の浮世絵の魅力に強く取りつかれました。浮世絵を見、日本のような明るい日差しの風景を求めて、ゴッホは南仏に向かったのです。

ゴッホ美術館でも、ゴッホの日本に寄せた憧憬のまなざしを知ることができますし、彼が日本美術から、平面的な画面構成と明るい色彩を受け継いだことが解説されています。

よく知られているように、ゴッホは生前ほとんど評価されませんでした。ただ一人、母国にいた弟テオだけが、彼の理解者で、テオやその周辺にゴッホの作品が多く残されています。

アムステルダムのゴッホ美術館には、ゴッホの人生の時系列に沿って、彼の作品が展示されています。日本の浮世絵を、そのまま模写したものもあります。また、ゴッホ美術館の別館は、日本人建築家の黒川紀章によって設計されています。

日本とヨーロッパとの新旧の架け橋を感じることができますね。

国立博物館同様、一人旅でも簡単に訪れることができます。
スキポール空港の地下にすぐ鉄道駅があり、アムステルダム中央駅まで、時間も手間もかからず楽々到着です。

アムステルダム中央駅(東京駅の赤れんが造りの建物が、この駅を真似ているのでとても似ています)の前の、広場のトラム(路面電車)でミュージアム広場行きのトラムに乗れば、あっという間に着いてしまいます。

地図とトラムの停留所の表記を照らし合わせていけるので、一人旅でも旅行しやすいプランです。

外国人観光客に優しい、観光立国オランダ

もちろん日本では見られない、オランダならではのものも見たいですよね。
風車やチューリップ畑。

風車は世界遺産のキンデルダイクが有名ですが、きめ細かい説明が有難いザーンセ・スカンスも、一人旅では訪問しやすいでしょう。アムステルダム中央駅から、電車で1本でいく事ができます。

チューリップが咲き乱れるキューケンホーフも、季節が合えば行きたいところ。

他にも、チーズで有名なゴーダなども行ってみたい。

観光ガイドブックを読めば読むほど、あちこち行きたくなってくることでしょう。「でも一人の旅行で大丈夫かな」と不安になるかもしれませんね。そんな心配は無用です。

オランダは小さな国。
日本で言えば九州くらいの国土に、1000万人ほどの人口が暮らすこじんまりとした国です。それがなぜ、今まで経済的に先進諸国でやっていけたのか。

それは、商業に力を入れていたからです。
当地の言語はオランダ語ですが、オランダとしてはオランダ語がマイナーなのは十分承知の上。もちろん母国語として大事にはしていますが、同時に英語をはじめとする外国語教育も充実しています。

もともとイギリスと隣で言語が似ているのもありますが、現在のオランダ人の9割以上が、ネイティブスピーカー並みに英語を話せます。準英語圏と言ってもいいほどです。

英語とのバイリンガルどころか、フランス語・ドイツ語とのトリリンガルも珍しくありません。英語しか喋れない一人旅でも大丈夫。運が良ければ、相手が日本語学習中だったりすることだってありえます。シーボルトゆかりのオランダ最古の大学・ライデン大学には日本語科があります。

また、商業の中でも観光業にも力を入れているので、旅行客にもなにかと便利です。

英語はもちろん多言語でガイドがありますし、分かりやすいイラスト表記もあります。

観光客にホスピタリティのあふれる国、それがオランダなのです。

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