トレンドカラーとして、人気急上昇中のレッド。
洋服にレッドを取り入れてみようかなとも思うけれど、「やっぱり洋服だとレッドの面積が大きすぎてちょっと・・・」という方が多いのも、事実です。
それなら、流行のレッドを小物で取り入れて、いつものスタイルから脱皮してみましょう。
赤いショルダーバッグで小粋に
赤いショルダーバッグがあるだけで、人目を引き付けてくれるインパクトコーディネートが完成します。
例えば、ベージュのワイドパンツに、トップスは黒のレースの袖がふんわりしたブラウス、そして黒いリボンが付いたベージュの麦わら帽子、靴は真っ白なスニーカーというコーデ、アクセサリーは木の実風のユラユラ揺れる自然素材のイヤリング、ここに真っ赤な小さめのショルダーバッグをたすき掛けします。
バッグがなければ、おとなしめの無難なファッションですが、投入された赤いショルダーバッグのドラマチックな演出に、誰もがびっくり驚くことでしょう。
それから、白と黒のボーダー柄のカットソーに、黒のキャスケット、黒のワイドパンツに白いスニーカーという、カジュアルとシックの組合わせに、やはり赤いショルダーバッグを持ってきてあげます。
この黒×白に赤という組み合わせは、まるでパリジェンヌになったかのような、気分を味わうことができるでしょう。
パンツが二つ続きましたので、次はワンピースです。
例えば、黒がベースのちょっと短め丈の花柄のワンピースに黒いパンプス、ここにやはり赤のショルダーバッグです。
ワンピースの花柄の中に、赤が入っていることで、バッグの色とマッチしておしゃれ度が高まります。
注意する点は、どの組み合わせの場合も、赤いショルダーバッグが大きすぎないことです。
できれば、ちょっと小さいかなというくらいの大きさが、バランス的にベストです。
目線を釘付けにする赤いパンプスでドラマチックに
カーキ色のフライトジャケットの中に、胸元をちょっとだけいつもより開いた真っ白なシャツ。
ジャケットもシャツも、襟は立てて、カッコよく。
ボトムスは、ウオッシュタイプのブルーデニムに、ブラウンのベルト。こんなちょっとマニッシュな装いに、赤パンプスを合わせます。
ポイントは、手首と足首の素肌見せで、女らしさを演出して下さい。赤がパンプスだけでは、ちょっと違和感があるので、手首に赤いブレスレットをあしらって完成です。
次は、ふんわりとしたデザインに、大きなリボンが付いた紺色の女の子っぽいブラウスと、スリムタイプのカットオフジーンズとの組み合わせです。
胸元には、ちょっと長めのネックレスが光っています。この組み合わせは、ボトムスがジーンズではあっても、トップスが女性らしいデザインなので、全体的な印象も女性らしくなります。
ここに、真っ赤なヒールパンプスを持ってくると、強烈な印象を与えます。やはり、一番下の部分だけが赤となると、ちょっと違和感がでますので、小技として、マニキュアとルージュも真っ赤で決めてみましょう。
もし、ここにバッグも真っ赤なものを持ってきてしまうと、やぼったくなりますから、注意して下さいネ。
赤という色は強烈なだけに、使いすぎにはいつも気を付けていないと、失敗をしでかすこともあります。
ショッピングの際は、赤い面積が少なめなタイプの小物を探すようにして、気に入ったらちょこちょこ買っておくと、いざという時に大活躍してくれます。
赤スニーカー、うまく使いこなせば上級者
歩きやすく疲れないという実用面からだけでなく、最近ではおしゃれのために、好んで履く人もいるのがスニーカー。
このスニーカーに、レッドを使えたなら、これはもう誰もが認めるおしゃれ上級者さんです。
カーキのジャケットに、中は真っ白なTシャツ、ボトムスはちょっと薄めのスリムなブルーデニム。髪はまとめて、黒のサングラスで決めます。
仕上げに、ベージュ系のトートバッグを手にしましょう。このコーディネートに、赤いスニーカーを投入するというのは、おしゃれ上級者にしかできない裏技です。
この組み合わせは、カジュアルであっても、ただのカジュアルではなく、上級カジュアルです。
次は、ボーイッシュなスタイル。トップスは白×黒のボーダーTシャツの上に、Gジャンを重ね、更にその上にネイビーのジャケットを重ねます。
ボトムスは、ジャケットと同じネイビーのスリムパンツ。そして、白のキャップをかぶります。この組み合わせに、赤のスニーカーを合わせます。
ただ、今回のスニーカーは紐が白、それからつま先部分や靴底となるゴムの部分も白のタイプで、赤の面積が少ないものをチョイスします。
この位の赤の場合、それほどインパクトが強くならず、ちょうどいいおしゃれっぽさで仕上がります。
全体的にボーイッシュなコーディネートですが、スニーカーの赤をワンポイントとして使ったことで、女の子らしさがプラスされて、ボーイッシュになりすぎることも防いでくれています。
最後に
赤は、それ単体で全体の色とするのは強烈すぎて、難易度が高い色ですが、ブラックやグレー、ネイビー、ホワイトなどのベーシックな色と、相性が非常にいい色です。
ベーシックカラーでまとめると無難すぎて、無個性になってしまいますので、ここに赤をワンポイントプラスして、あなただけのキュートな個性を演出しましょう。
赤といっても、ボルドー系からオレンジ系まで色々あるので、ぜひあなたに一番似合う赤を見つけて下さい。