香港と聞いて思い浮かべる観光スポットは人それぞれです。
香港島、九龍半島、新界、島嶼、全部合わせて東京23区の二倍、沖縄本島や札幌市と同程度の面積ですが、高台から摩天楼と呼ぶに相応しいビルを見下ろしたり、人々が忙しく立ち働く街頭で世界でも指折りの人口密度を体感したりと観光スポットには事欠きません。
見晴らしの良い絶景も活気のある雑踏もある香港
定番スポットを出発点に、訪れる人各々がお気に入りのスポットを見つけ出すことができます。
街を見る、人を見ることがこの都市を観光する醍醐味です。
絶景スポットとして一番のおすすめスポットはヴィクトリア・ピークです。
この場所から北の方角を向くと、手前から、セントラル地区初めとする高層ビル群の連なり、ヴィクトリア・ハーバーとそこを通行する船舶、そして九龍側の街並みが一望できます。
夜景もおすすめです。
セントラル地区の高層ビル群を逆に九龍側から眺める場合は、「世界最大の光と音のショー」としてギネス認定されているシンフォニー・オブ・ライツにタイミングを合わせてみるのも良いかもしれません。
午後8時から約13分間上演されます。
海外旅行でなければ得られない体験です。
活況体感スポットとでも呼ぶべき場所は、香港中に数限りなくありますが、まずはネイザン・ロードをチムサーチョイから北上してみるのがおすすめです。
街の雰囲気が国際都市から地域色の濃いものに変化していきます。
始点のチムサーチョイ地区には、映画「恋する惑星」にも出てきたチョンキン・マンションがあります。
比較的ディープなスポットですが、せっかくの海外旅行なので、香港の多国籍感を味わいたい方におすすめです。
夕方以降にネイザンロードに沿って北上すれば、男人街や女人街のナイト・マーケットを楽しむこともできます。
街歩きの燃料補給にB級グルメ
グルメ揃いの香港には超の付く高級レストランもたくさんありますが、観光途中で気兼ねなく立ち寄って香港の人たちが普段着で食べているものを試してみることもおすすめです。
錚々たる高級レストランを成立させている美食への情熱は、街の食堂にも間違いなくシェアされています。
この都市のB級グルメの真髄は焼味と呼ばれる鶏や鴨、豚のローストです。
焼臘とも呼ばれます。
街角には肉をローストし軒に吊り下げ、お皿に盛ったご飯の上にスライスした焼味を乗せて出す焼味店がいっぱいあります。
お店ごとに微妙に味が違うので、好みの味のお店を見つけると滞在中つい通ってしまったりすることもあります。
そんなロースト肉ご飯と油通しした歯ざわりの良い青菜のお昼ご飯を食べるのが楽しみという旅行者も少なくありません。
隠れたおすすめグルメはエビワンタンです。
現地で人気のお店のエビワンタンは本当にプリプリとして、エビにはちょっとうるさい人をも唸らせます。
通常、中華スープに入った細麺の上にエビワンタンが乗っていますが、この麺は日本人にとっては固すぎる場合もあるので、麺無しのエビワンタンスープを注文するのも良いかもしれません。
セントラル地区の沾仔記、ジョーダン地区の麥文記麺家などがおすすめです。
魅力は日本からのアクセスの良さ
日本から香港へのフライトがある空港は、新千歳、成田、羽田、名古屋、大阪、福岡、沖縄です。
このうち成田、羽田、名古屋、大阪、福岡からは4時間から5時間のフライトになります。
新千歳からは6時間弱、沖縄からは3時間弱です。
いずれの空港からも遠すぎるということは無いようです。
海外旅行の気分も高まりつつ、到着までに疲れ果ててしまうほどではない程良い距離です。
便数は、成田や大阪関空からは1日16便以上、羽田からは6便以上、名古屋からは4便、福岡からは3便、新千歳からは1便以上、一番近い沖縄からは3便以上となっています。
目的地までのフライトが就航している空港へのアクセスが悪いというのは、地方によっては、海外旅行時にありがちな問題です。
空港へ行くまでが既に旅となってしまっていては、計画を立てるのも億劫です。
しかし、香港に関する限り、比較的状況は良いと言えます。
国内便を乗り継ぐ必要もあるかもしれませんし、その場合フライト時間の総計はそれなりになりますが、比較的訪れ易い目的地です。
フライト時間、便数のいずれの点でも日本からのアクセスは良いと考えられますが、気をつけておきたいのは日本からの出発時間です。
最近ポピュラーになっているLCCでは、早朝出発でお昼頃に到着というフライトもあります。
最寄空港から遠い場合などに、早起きの結果、到着時には疲労困憊してしまっては残念です。
ご自身の体調や体力と相談して無理の無い計画を立てる必要があります。
もちろん、逆に、こうしたフライトを利用して日帰り弾丸旅行を敢行することも可能です。
日本と同等の物価だが商品やサービスの幅が広い
物価については、一般的な観光客の行動範囲内では、日本とほぼ同等と考えておいて間違いはありません。
トラムやヴィクトリア・ハーバーのスター・フェリーなど公共交通機関の一部などで非常に安く感じられる場合もありますが、同じ公共交通機関でも地下鉄やタクシーなどは日本とあまり変わりません。
東南アジアの一部地域では非常にお得な移動手段であるインターネット経由の自動車配車サービスにもそれほどの価格的メリットはありません。
飲食についても同様と言えば同様なのですが、質の層が分厚いことに気づかされます。
ピンからキリまで、安ければ安いなり高ければ高いなりというのが日本でも他の国でも一般的ですが、香港では「安くて美味しい」もののバリエーションが豊富です。
高い対価を支払う用意があれば、高い質の食を多彩に堪能することもできます。
結果、体感的には費用対効果が高い印象を持つことができます。
飲食については、絶対的に安いかどうかには議論の余地があるにしても、支払った金額に対して満足することが容易にできるというわけです。
海外旅行につきものののショッピングにおいても、基本的には、値段は日本と同等と考えておいて間違いありません。
ブランド品等では日本国内で販売されている並行輸入品よりも高い場合もあります。
ブランド品でも、国内で手に入りづらいものが売られていたりすることはありますが、安く買うことを目的とすると期待外れに終わる可能性が高いです。
お土産類は、中国本土製のものなどが比較的安価に売られていますが、観光地の常として、日本と同じく、質に対してはやや強気の価格設定となっていることが多いようです。
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