アメリカでもマサチューセッツ州には観光スポットといえる見所がたくさんあります。
マサチューセッツには観光スポットが点在
博物館としては、ボストン茶会事件船と博物館やジョンFケネディ博物館、ニューイングランドホロコーストメモリアルなど、この地域の歴史を知ることができる博物館があります。
芸術的な部分としても世界3大美術館と言われるボストン美術館もあります。
こちらは日本の美術品も数多く所蔵されていたり、モネやゴッホ、ゴーギャン、ルノアールなどの有名な画家の作品もあるので、かなり見ごたえがあります。
またボストンの大自然の中にあるノーマンロックウェル美術館もあります。
観光がてら、歴史散策をするのならフリーダムトレイルもおすすめです。
こちらはボストンコモンの観光案内所を起点としてバンガーヒルまで歴史的な建造物などを見ることができるコースになります。
また、学園都市として知られるケンブリッジはアカデミックな雰囲気のある街になります。
世界的にも優秀な学生がいることでも知られるハーバード大学やマサチューセッツ工科大学があり、観光客も多く訪れます。
広い敷地にはレストランやカフェ、本屋や映画館などもあり、校内めぐりで立ち寄るのもいいでしょう。
マサチューセッツ州の名物はシーフード
アメリカでも東海岸に位置するマサチューセッツ州はボストンなどの大都市を有しています。
このあたりから内陸部の街まで州全体で名物であるのが、豊富に獲れるシーフードを使った料理です。
ボストンなどでも見かけることが多いのですが、クラムチャウダーやロブスター、牡蠣のお店が数多くあります。
クラムチャウダーはこの州のクリームシチューであり、あさりや野菜などがたくさん入っています。
お店によっても味付けが少し違ったりするので、数軒行ってみることで比べることができます。
パンの器に入っているものやクラッカーが添えられているものもあるので、お腹にもたまります。
ロブスターは蒸したり、茹でたり、焼いたりすることで食すことができます。
レストランによっても調理法が違ったりするのですが、溶かしバターなどをつけて食べるのもおすすめです。
牡蠣はオイスターバーなどで生牡蠣を食べることができたりするので、新鮮で上質のものをたっぷりといただくことができます。
そのほかにもエビやサーモン、タラ、まぐろ、白身魚などのシーフードを味わうことができるお店がたくさんありますので、是非行ってみると現地の味を楽しむことができます。
日本からマサチューセッツ州まで
アメリカ本土は日本から10時間程度は飛行機でかかるくらいの距離がありますが、西海岸と東海岸ではフライト時間がかなり違います。
東海岸はニューヨークやボストンなどの都市があり、そちらまでは13時間程度はかかると考えておくといいでしょう。
マサチューセッツ州というのはニューヨーク州と隣接しているのですが、ボストンやチェルシー、ナンタケット、ウスター、スプリングフィールドなどの都市があります。
国際線として本数が多いのがボストンのジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港になるのですが、そこから1時間程度もかからずに陸路でそれぞれの都市に行くこともできます。
ボストン行きの便はいろいろな航空会社で直行便があるので、使いやすいところを探すようにします。
このエリアと日本との時差は14時間になります。
3月から11月のサマータイムの時期になると、これがさらに1時間短縮されて13時間になります。
アメリカへは日本から日付変更線をまたいでいくようになるので、往路は時間が戻ることになり、復路は時間が一日進む形になります。
長いフライトで、時差を考えながらゆっくりと休むことができる工夫をすることをおすすめします。
マサチューセッツ州の平均的な物価
アメリカでも東海岸でニューヨーク州と隣接する位置にあるマサチューセッツ州はボストンなどの有名な大都市を有するエリアになります。
ボストンなどの都市部になるとかなり物価が高いイメージがありますが、特に家賃が高いことでも知られています。
しかしながら、全般的なものの価格の水準は日本と同じくらいか、少し高いくらいだと考えるようにします。
スーパーなどで買い物をするとしても生鮮食品は量が多くなっているので、少し高いように思えるのですが、実際のところではあまり日本とは変わりありません。
魚介類は日本よりも高くなりますが、生活用品に関してもそれほど変わりません。
外食をするということになると、サービス料になるチップが15~20%くらいになるので、日本よりも高くなることを覚悟したほうがいいでしょう。
レストランで食事をするということになると、ランチでは10ドル程度、ディナーでは30~40ドル程度でチップがかかることを覚えておきましょう。
レンタカーなどではガソリン代がわりと安いので、交通に関しては日本よりも安い水準といえます。
ボストンのような都市部よりも郊外のほうが物価が安いのはアメリカ本土ではどこでもいえることです。