結婚を決めたカップルにとって、結婚式の準備と同じくらい重要なのが、結婚指輪を選ぶという事です。
結婚指輪を手作りする!
結婚する夫婦にとって最高の思い出になる
結婚指輪は、夫婦であることの証であり、2人でお気に入りのものを探すという作業そのもの、絆を深めるのに役立っています。
最近では、有名ブランドから新進気鋭のショップまで、様々なメーカーから結婚指輪が販売されており、デザインや素材も多種多様です。
シンプルでベーシックなものから、滅多に見かけないような凝った造りの指輪まで様々あり、どれを選べば良いか迷ってしまうカップルも多いでしょう。
ただ、既製品である以上、細かい部分まで自分の希望通りの指輪を見つけるのは難しくなります。また、希望通りの理想的な指輪が見つかったとしても、ブランドによっては非常に高額になることもあり、予算オーバーで泣く泣く別の指輪に妥協したという経験のある人も、多いのではないでしょうか。
そんな場合におすすめなのが、思い切って結婚指輪を手作りしてしまうという方法です。
ひと口に手作りと言っても、具体的にはデザイナーや手作りを請け負ってくれるショップに依頼して作ってもらったり、一からジュエリー工房で自分たちで実際に作り上げる方法など、様々なスタイルがります。
ショップにオーダーする場合は、デザインや素材、ジュエリーなどを選んで依頼するので、手軽に実行でき、自分たちで作る場合は、まさに唯一無二の自分たちだけの一品を手にすることができます。
手作りは他の既製品と比べて思い入れも大きく、自分たちの好みや、希望を全て叶えた理想の指輪を作ることができるので、結婚の最高の記念になるのです。
結婚指輪はどうやって手作りできる?
ショップにオーダーを出す場合、自分たちの好きなデザインを指定したり、素材を選んだりします。
基本的なオーダーの場合は、依頼してから2ヶ月から3ヶ月程度で完成するので、スケジュールに余裕をもってオーダーしておく必要があります。
自分達で一から手作りする場合は、まず指輪作りの技法から考えましょう。
指輪を作る場合、ロストワックス技法という方法と、鍛造技法という方法が存在します。
ロストワックスは、蝋燭のように柔らかい素材でまず原型を作り、そこにプラチナなどの素材を流し込んで形を仕上げます。鍛造技法は、素材を火にかざし、柔らかくして曲げたり伸ばしたりして形を整えていく方法です。
デザインの多様さや強度を考えれば、ロストワックスの方が適しているのですが、鍛造技法の方が自分の手で作り上げているという感覚を得られるので、その点にこだわりたいカップルにはおすすめです。
どちらの技法でも、プロの職人がしっかり指導して一緒に作ってくれるため、2人で楽しみながら安心してチャレンジすることができます。
結婚指輪を手作りする場合でも、既製品と同じような過程を辿って作られるため、品質には全く問題なく、一生身に着け続けることも可能です。
オーダーの場合は、数ヶ月かかることもありますが、手作りの場合はシンプルなデザインなら、その日のうちに受け取ることもできます。ジュエリーをあしらう場合は、1ヶ月以上待つこともありますが、ショップによっては納期が早いところもあるので、確認してみましょう。
だいたい作業を始めてから、5時間から6時間程度で完成するので、意外と簡単に挑戦できるものなのです。
予算はどれくらいあれば良いの?
一般的な感覚では、既製品とオーダーメイドであれば、既製品の方が安いというイメージが強いですが、手作りの結婚指輪の場合はそうとも言い切れません。
結婚指輪は、プラチナやゴールドなど希少価値の高い金属を使用したり、名のあるジュエリーブランドが手掛けていることも多いので、平均的なデザインやクオリティのものでも高額になりがちです。
この点、手作りであれば素材の量やジュエリーなどを自分達で自由に調整することができ、価格を抑えて安い指輪に仕上げることもできるのです。
また、ショップによっては結婚指輪を作る人を対象に、お得なキャンペーンやサービスプランなどを行っていることも多く、1つあたり5万円以下などの安い価格で全て完成させることもできます。
結婚指輪は作成するショップやカップルの希望に応じて、様々なデザインが存在するため、一概に予算がいくら程度あれば良いかは言いきれません。
平均的な価格としては、人気の高いプラチナの細身の指輪で、1つあたり約7万円から8万円程度で手作りできるケースが多いです。ここにデザインを施したり、ダイヤなど好みのジュエリーをあしらうと価格も高くなりますが、このほかにも裏側に名前や文字を掘るなどしても、価格はプラスされていきます。
このように凝ったデザインを加えた場合は、プラチナの場合で1つあたり10万円以上することもあるので注意しておきましょう。
プラチナが頑丈で輝きも美しいため人気が高いのですが、予算を抑えたい場合は、シルバーやゴールドなどを選んでも良いでしょう。
ゴールドであれば、1つあたり1万円から2万円程度安くなります。