採りやすい山菜として代表的なものが、「つくし」です。採ったけれど、どんな調理法があるのか知らない方もいらっしゃるものです。
春ならではの美味しさを、家庭で気軽に味わってみるのにも簡単に出来ます。ぜひ、お試しください。
「つくし」は身近な場所で採りやすい山菜
「つくし」を、どこで採れば良いのかと考えた場合、他の山菜のように高原や山林に出向く必要はありません。最寄りの道路脇や、田んぼの周辺など気軽に見つけることができます。
足場も良い場所にあるので、散歩がてらに気軽に見つけて取るということも可能でしょう。しかも、採る時にも力が要るものでもなく、折れるところで折ると言う感じで採れば済みます。
密集して出来ている所を見つければ、すぐに料理に使えるほどの量を採ることも出来ます。幼い頃、学校帰りに近所の田んぼの周辺で「つくし」を、あっという間にたくさん採った記憶がある方も多いのではないでしょうか。
それほど、身近にあるものですので、返って親しみやすさが在り来たりのものと言う考え方になってしまい、味わう美味しさを見逃してしまっていることもあります。
採ろうと思えば、時代の流れと共に環境は確かに変わったものの、激減しているわけでもありません。気軽に見つけられる上に、採りやすさもあるので山菜採りが初めてだと言う方にもおすすめです。
出かけてみては、いかがでしょうか。
「つくし」の下ごしらえ
「つくし」の姿は、とても可愛らしいものです。形状そのものの愛らしさがある上に、節目にハカマがあるからではないでしょうか。
春の気持ちの良い日和に「つくし」を採るのは、心がうきうきするような気持ちにもなるでしょう。季節の変化を目で見て感じられ、持ち返ることが出来るのは嬉しいものです。
しかも、下ごしらえも手軽で簡単です。ハカマを取りますが、1本の「つくし」に2個~3個はあるので、丁寧に折れないようにして取って行きます。ハカマがあると食べられないので、必ず取るようにしてください。
そして、お湯で湯がきます。この際には、あまり時間をかけずに2分~3分程度で大丈夫です。あまり湯がきすぎると、旨みも香りも抜けてしまうからです。
湯がいたら、しっかり水を切るようにしましょう。はじめに、生のままの「つくし」をイメージしていると、湯がいた後は驚くほど、量が減ってしまうのです。
ここまでしたごしらえをしておけば、あとは好きな調理法によって美味しく調理ができるようになります。簡単ですが、下ごしらえは丁寧に行いましょう。
おすすめは「つくし」の卵とじ
こうして下ごしらえが済んだ「つくし」を調理する際に、おすすめなのが卵とじです。まず、フライパンに少量の油を入れて「つくし」を炒めます。
このとき、すでに下ごしらえが終わっているので、その後、すぐに調味料を入れて構いません。醤油、酒、みりんなどで炒め煮にするようにします。最後に、溶き卵を加えて完成です。
風味も良く、独特の食感もあるので、お勧めの調理法です。どこの家庭でもすぐにできる調理法なので、採ってきた時には、ぜひ、試してみましょう。
この季節ならではのおいしさを味わえるのは、とても贅沢なことでしょう。身近にある山菜で食卓を豊かに出来るのは、嬉しいものです。
ただし、採ってきたその日に行うようにして下さい。いずれにしても山菜は鮮度があってこそですので、一晩、生のままで放置しておけば、風味や美味しさが損なわれてしまうからです。
山菜採りは、採ってから下ごしらえ、調理までその日のうちにすべて行うというのは、「つくし」の場合でも同じですので、その点にも十分注意して計画的に行ってください。
意外と美味しい「つくし」の天ぷら
「つくし」を、卵とじではなく違う調理法で味わいたいというときにおすすめなのが、天ぷらでいただくことです。しかし、1本1本が細いものですので、数本を寄せて衣をつけて揚げるようにすると食べやすくなります。
そもそも、事前に下ごしらえをしているものですから、揚げる時間は1分程度で十分です。衣の色が変わったら、すぐに揚げて油を切りましょう。
2本~3本をまとめて揚げることが出来るので、実際に食べた時にでも味わい深くなります。普通に、天つゆで召し上がるのもおすすめですが、ポン酢でも美味しく召し上がることができます。
この季節でしか味わえない「つくし」の天ぷらですので、採ってきた時には試してみてはいかがでしょうか。卵とじと天ぷらと調理法を使い分けてみるのも良いでしょう。
それぞれの調理法によって味わいが異なるので、さらに「つくし」の美味しさの変化を舌で確かめることができるというのも魅力ではないでしょうか。
一定の時期を過ぎてしまうと、大きくなりやすいのも「つくし」の特徴ですので、採る時期を逃さないようにしましょう。
最後に
「つくし」は、身近な山菜で採りやすくて、しかも面倒な下ごしらえもなく簡単なので、ぜひ、春には採ってみてみませんか。
採る楽しみももちろんですが、味わう楽しみが加われば、さらに記憶に残る味となります。お試してみませんか。
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