世界水泳選手権とは?見どころは?

世界水泳選手権は、1973年に第1回が行われ、決まった周期で行われず、2年から5年に1回という不定期な間隔で開催されてきました。

日本で初めて開催された2001年から、2年おきに開催されることが決まり、それ以降はオリンピックを前後して行われる大会となっています。

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世界水泳選手権は2年に1度行われる

日本では2001年、そして2021年にそれぞれ福岡で開催されることになり、バース、ローマ、バルセロナに次いで4番目の複数回の開催地となります。

1973年に、旧ユーゴスラビアのベルグラードで開催された時は、47の国と地域が参加し、総勢700名弱という規模でした。当時は37の種目しか行われず、水球も男子種目しかなく、女子種目が1982年までなかったというのも、関係しています。

現在は第1回大会の倍近い、68種目が行われ、参加人数も2000人を大幅に超えるような状況であり、180以上の国と地域が参加しているような状態です。

日本選手団は、1973年のベルグラード大会から世界水泳選手権に参加し、6つの銅メダルを獲得するなど活躍を見せてきましたが、21世紀に入るまで金メダルを獲得することができませんでした。

これは、日本水泳界が不振を極めていた時期も重なっていたことが原因ですが、シンクロナイズドスイミングで2001年の福岡大会で初めて金メダルを獲得し、2003年のバルセロナ大会では、北島康介さんが2つの金メダルを獲得しました。

水泳界にとって、オリンピックに次ぐ存在として世界水泳選手権は存在しており、その期待感は年々増しており、注目度が高まってきているのが実情です。

オリンピックの代表内定を決めるチャンス

世界水泳選手権の成績次第では、オリンピック代表の内定を得ることができることがあります。オリンピックの前年に行われる大会で、金メダルを獲得すると自動的に代表に内定し、オリンピックに向けた調整が可能です。

通常、オリンピックの代表になるには、日本選手権で派遣標準記録を突破し、2位以内に入ることが条件となります。つまりオリンピックの前にピークを作ることになり、1年に2回それを行うというのが負担となるのがネックでした。

2015年のカザン大会では、バルセロナ大会以来となる3つの金メダルを獲得し、内定者が何人も出ました。

しかし、ここで内定を決め、うまく調整してオリンピックでも金メダルを獲得するというのはそう簡単なことではなく、オリンピックで予選落ちをし、メダルすら獲得できないということもあります。

一方、世界水泳選手権を欠場したのにうまく調整して、日本選手権を制覇しオリンピックでも金メダルを獲得する選手もいるなど、その効果はまだ未知数です。

この舞台は、水泳選手の名前を覚える、存在を知るという舞台でもあります。世界水泳選手権はオリンピックに次ぐ大会ということもあり、どの水泳選手も真剣そのものであり、ここでメダルを獲得することは、オリンピックでの活躍が期待されるなど、注目度を一気に高めることにもつながります。

注目点としては、ニューカマーが登場するかどうかというのをチェックするのがおすすめです。

また、競泳だけでなく、シンクロナイズドスイミングや水球、飛び込み、海で水泳を行うオープンウォータースイミングなどがあり、東京オリンピックを見据えるとそのあたりも注目点です。

シンクロナイズドスイミングにとってかなり重要な大会

競泳ばかりに目がいきますが、注目点としてシンクロナイズドスイミングも挙げることができます。それは、シンクロナイズドスイミングの競技の特性が関係しています。

フィギュアスケートのように、難しい技を決めれば決めるほど得点を得られるような仕組みではなく、相対評価として、この点をこの国につけたら、他の国に同じような点はつけられないというものがあります。

シンクロナイズドスイミングで最も強いのはロシアであるため、ロシアにいい点を残すという意識が強く、次にうまい中国にも残しておこうということになると、日本はかなり不利です。

こうした印象は、常日頃の世界大会などで形成されていくため、ロシア、中国の力量に陰りが見られず、日本の演技が不安定だとその印象をひっくり返すことは難しいと言えます。

このため、世界水泳選手権でいかにその印象をひっくり返すかが大事です。それを考えても、2020年の東京オリンピックで金メダルを獲得するには、すでにこの段階から仕上げていくことが求められます。

まだ3年後だから間に合うというものではなく、審判の印象などを変えていくには、すでに戦いは始まっています。シンクロナイズドスイミングが、個人やチームでどのような結果を残すかに注目することが大事です。

競泳種目のように、どちらかといえばオリンピックの前年に行われる大会の注目度が高くなり、2020年の東京オリンピックで見れば、2019年の韓国での大会がかなり熱くなります。

ただ、シンクロナイズドスイミングのように、すでに戦いが始まっているような競技も多く、そのあたりへの注目も忘れてはなりません。

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