趣味の世界は幅広く、多種多様な趣味が存在します。
メジャーな趣味もあれば、世間には知られてないマイナーな趣味も数多く存在します。
今回お話するトイガンもあまり知られていませんが、立派な趣味として熱中している人も大勢います。
トイガンを趣味にする人々と、知られてないその魅力
トイガンとは、それすなわち玩具の銃です。
玩具とはいえども、物騒だったり野蛮だったりと否定的にとらえる人も多く、特に日本においてはその風潮が非常に強いこともあって度々規制を受けたり、教育的観点から批判されたり、戦争やテロさらには犯罪などと絡めて批判を受けたりと世間からの風当たりの良い趣味とは言えないかもしれません。
しかし、それでも最近はアニメやサブカルチャーの普及・浸透もあって目を向けられた結果、トイガンに興味を示す人が増えてきているように見受けられます。
昔はかなり敷居が高く、少しお金と時間のある一部のおっさんの道楽の域を出ませんでしたが、国内のメーカーの積極的な活動もあって、コストダウンが進んだり、メーカー自体の知名度が向上したこともあり、若い女の子等も積極的に興味を持てる趣味へと変わってきているのです。
筆者も自身の銃に愛着を持ち、それを手入れし、それを持ってサバイバルゲームと呼ばれるトイガンを用いた実際の戦闘を模したゲームの集会に参加しており、各地で同じ趣味を持ついろいろな人に出会ってきました。
今回はそういった体験やちょっとした雑学みたいなものをふまえまして、世間にはあまり知られてないディープなトイガンの世界についてお話して行こうと思います。
トイガンの種類と、多岐にわたるその世界
あまり知られてない事ですが、トイガンの購入層は意外にも幅広く、筆者のようにサバイバルゲームを楽しむ人もいれば、単にコレクターズアイテムとして収集するだけの人もいます。
また最近はアニメ作品等のコスプレ文化の普及もあって、そういった層の人が小道具として購入したり、アニメのファンが購入していったりと、必ずしもサバイバルゲームだけの存在ではなくなって来ています。
トイガン自体は大きく分けて2種類があって、空気の力で弾を発射する「エアーガン」、フロンガスを用いたガス圧で動作し、反動や実銃に近い動作が楽しめる「ガスガン」があります。
用途や求める機能、性能によってどれを買い求めるかは人によって異なってきます。
また少しジャンルは違いますが、「モデルガン」といって弾を発射することはできないものの薬莢の排出や火薬を用いる事で、出せる発射音やその雰囲気を楽しむ「模型の銃」も存在します。
銃に対する接し方も人それぞれあり、玩具とはいえ、実際の軍隊や特殊部隊などで用いられている照準器のような小物や一部部品を入手し部品置換する事でよりリアルさを求める人もいますし、銃自体に迷彩塗装を施しサバイバルゲームをより有利にしようという人、また自宅で愛銃を専用のワックスで磨きピカピカにしている人等々、楽しみ方も人それぞれにあって、そのこだわりが同じ趣味にあって自分のアイデンティティーを表現するものの一つになっています。
これからこの世界に浸ってみようという方は、まず自分の好きな銃を見つける事がこの趣味の第一歩ですね。
理由は映画の登場人物が使っていたとかそんな感じで結構です。
買って遊んでみると自分の方向性が見つかってより浸っていけるようになります。
ルールを守って、正しいトイガンライフを
トイガンとその愛好家を取り巻く環境は年々厳しくなってきています。
とは言ってもかつて、トイガンを改造したものを使用した事件も発生したのも事実ですし、そういった流れも仕方がない事でしょう。
現在ではトイガン自体のパワーも低めに抑えられておりますし、一定以上のパワーの物を取り締まる法整備をされています。
また、世間にはあまり知られてない事ですが、安全にトイガンで遊べるように各所でしっかり決めごとが設けられています。
愛好家もメーカーも楽しく安全にトイガンを使用し、レジャーとして普及していけるように努力しています。
これは、トイガンに興味がない方にも知っておいてほしい事なのです。
トイガンに興味を持って、買ってみようと思っている人もいると思いますが、玩具と言えども銃を見せびらかすように持って街を歩いていたら、所持している本人には何も悪気がなくても周りの人は不信感を抱きますし、下手したら通報されます。
玩具とは言え、パワーが抑えられているとは言え、直に弾が当たったら痛いですし、しっかり自身が使用する場合でも保護具を着用するのはもちろんの事、誤射が起こらないよう、適切に安全装置をかけ、対策をしなければなりません。
むやみに野生動物を撃ったり、安全の配慮のない公共の公園などでの射撃はしてはいけません。
ましてや、いたずらに一般の人を撃つなんてことは言語道断です。
正しい知識と決められたルールを守らないと、周りの人も、趣味としている愛好家達も迷惑します。
堅苦しくなりましたが、人としてのモラルの範疇であり、言ってしまえば当たり前の事ですので最低限の常識を持っておられる人ならば全然問題ありません。
ぜひ一つお気に入りの一丁を探してみてはいかがでしょうか。
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