日本にはさまざまな資格があります。
医師や看護師・保育士・弁護士などは国が認定する資格で難易度が高い分、社会的な評価も高いです。
簿記検定やケアマネージャー・カラーコーディネーターなど公的機関が管轄する公的資格もあります。
それとは別に、民間団体や企業が認定する資格を民間資格と言います。
日本やきもの検定はその中に含まれます。
TOEICや英検などもここに含まれるので知名度の高いものもある一方、一部のマニアの間でのみ評価されるものもあり、民間資格は知名度も難易度もさまざまです。
日本やきもの検定とは
日本やきもの検定もやきものに関心のある方のための趣味の資格。
とはいえ、焼き物は日本の文化・芸術の一つとして世界的にも高く評価されているのですから、日本人なら取っておいてもよいでしょう。
民間資格ならではで、年齢や性別・学歴など受験制限は一切ありません。
国籍にも制限がないため、日本の焼き物に魅せられて趣味となった外国の方が取ることもできるのです。
毎年2月か3月くらいに東京と大阪・岐阜で実施されています。
やきものが趣味という方の中にも知らない方はいるでしょう。
なぜなら2012年にスタートしたばかりのまだ歴史の浅い検定なのです。
岐阜新聞社が後援・竹内順一さんが監修で生まれました。
竹内氏は元、東京大学美術館館長であり、現在は永青文庫館長です。
茶道美術史・陶磁史などが専門なのです。
3級・2級とあり、1級は開催未定です。
これから頑張って、第1回の1級試験合格者として名を連ねることも夢ではないのです。
検定試験の勉強をして更に趣味であるやきものの知識を深めましょう。
日本やきもの検定の内容について
検定試験の内容ですが、80問の4肢択一のマークシート形式です。
50分間で問題を解き、60問以上正解できれば合格です。
3級はやきもの入門レベルなので興味が芽生えた程度・美術館に行くのが好きという程度の方であれば十分に合格することができます。
2級になると、実際にやきものを作っているという方などもっとディープな内容となります。
趣味にはまっている方向けの試験レベルなので、日本やきもの検定委員会公認のテキストを手に入れて勉強をしてから望んだほうがよいでしょう。
日本の文化について語ることができる程度の知識や考えを持っている方のみが、合格を手にすることができるのです。
そして、まだ開催未定の1級は更にディープな内容となっていき、難易度が難しくなるはずです。
3級は4000円・2級は5000円で受けることができ、2級と3級併願なら8000円となります。
自身の持っている知識についての力試しをしてみてはどうでしょうか。
公認テキストを読むだけでも、やきものが好きな人には楽しい内容となっています。
資格試験申し込みはインターネットでも郵便局からもどちらでも可能です。
日本やきもの検定はやきものの深さを楽しむための趣味の検定です。
日本には、伊万里焼・砥部焼き・備前焼き・有田焼などなどさまざまなやきものが存在します。
これらは、それぞれに特徴があり作られた歴史も異なります。
作陶技法や窯・焼成・やきものの作風まで詳しく解説された公認テキストは書店だけでなくインターネット経由でも購入できます。
日本やきもの検定委員会の公式サイトを見れば練習問題に挑戦することもできます。
日本やきもの検定を受ける意味とは
就職活動の一環として、更に上のレベルの職場に転職するための自己アピールとして取得を行なうことの多い資格試験。
とはいえ、日本やきもの検定に関しては仕事や給料面でのメリットというのは特にありません。
あくまで趣味のためのものです。
とはいえ、やきものという日本ならではの伝統のものがある以上はせっかくだから詳しくなっておいて損はないでしょう。
古くに発生したこの文化は現在でも多くの方々に愛され、親しまれています。
世界からも日本のやきものを求めてやってくる方はいるのです。
そんな方々にやきものについて・日本の文化について詳しく語ることができるでしょうか。
就職には関係ないかもしれませんが、それぞれの焼き物が有名な地域であれば、やってきた観光客や海外の人にそのやきものについて伝えなければならない機会は訪れるでしょう。
最近では、食事を作る際に器にまでこだわるという方も増えています。
もちろん、自分の好みに合わせてやきものを選ぶのもいいですが、その歴史や製法の意味を知った上で選ぶ方が選択肢は広がりおすすめです。
自分で窯を持って、一から焼き上げてというのはなかなか一般の方にはできませんが、各地でやきもの体験というのはしていますし、美術館などで芸術作品を見ることができます。
自宅用の器として取り入れることもできます。
少しでも目に触れてその良さを感じたら、そこから更に趣味として深めていくのもよいでしょう。
やきものは日本のこころです。
やきものを知ることで、日本人としての自分を見つめなおすことができるのです。
まずは日本やきもの検定3級から挑戦してみましょう。
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